X-CAR

ALLEGIANCE : CYBERTRON
SUB-GROUP :
SPY CHANGER
FUNCTION :
MECHANICAL ENGINNIER / NINJA WARRIOR
FIRST APPEARANCE :
CAR ROBOTS # 4
「我は影、実体を持たぬ幻!」

Profile : 天才的な技術と発明の才を持った子供のような存在。まるで玩具でもいじるかのようにマイクロチップと向き合い、砂場で遊ぶかのようにガラクタの塊を得体の知れない装置へと変えていくのである。 スパイチェンジャー全員に装備されている水陸両用の特殊粘着性タイヤや背景とボディカラーを同化させる特殊コーティングも彼の発明であり、仲間のメンテナンスも行なう。 優れた頭脳にはアートファイヤーやイーグルキラーも一目置いており、その科学知識を用いて作戦を立てる事もある。そんな時、彼は新しい事を試してみたくてしょうがないと言った少年の表情で仲間に説明し、そして、作戦が見事成功すると、彼はまた子供のようにはしゃぐのである。
 だが、同時に彼は非常に掴みにくい一面も持っており、仲間ですら何を考えているのか分からない事がある。 イーグルキラー曰く、「アートファイヤーが炎だとすれば、奴は水。手に掴もうとしてもこぼれ落ちてしまうのさ。」と。

Abilities : 彼のボディは彼自身の発明品の塊でもあり、最高速度330km/hで走るビークルモードでは透明化能力を持つ。 これはアートファイヤーらのものとは異なり、ボディーの屈折率を変える事によって色彩だけでなく、赤外線、熱、電波、あらゆる探知を逃れられるのである。 また、逆ホログラフィー装置を使って、立体物を平面の上に描かれた写真のように見せる事も出来る。 ロボットモードでは引力光線銃を使って物を引き寄せたり、また、逆に弾き飛ばしたりする事も可能。 この他にも様々な装備を隠し持っている可能性があり、スパイチェンジャーの中でも最も対処しにくい相手である事は間違い無い。

Weaknesses : 透明化時、彼の体の構造は物理的に非常に脆くなっている。 無論、相手から見えなければ直接撃たれる心配はないが、流れ弾で重傷を負ったり、爆発に巻き込まれれば木端微塵に吹き飛んでしまう危険もある。