第一資料室

日本未発売トランスフォーマー
バイオ&テックスペックス

85年海外版バトルシーン

時空をこえ地球にやって来た、超ロボット生命体”サイバトロン(正義)”と”デストロン(悪)”の戦いの物語り、これがトランスフォーマーの世界だ。

解説

 このページでは、86年までの日本未発売トランスフォーマー、及び、87年以降の海外版キャラクター(アニメ「2010」までに登場したキャラは除く)バイオ&テックスペックスの翻訳を行なっております。基本的に初期の日本版バイオカードの形式を元にして構成しているため、原版とは多々異なる事をご了承下さい。

表の見方

C-400

ミニボット

ギアーズ
「戦いに勝つ者などいない。誰かが負けるだけさ。」

役割…輸送偵察員

変化…4WD

能力…●優れたパワーと耐久力を持ち、重い貨物を遠い距離まで運ぶ事が出来る。 ●圧縮空気で高度32kmまで浮上する事が出来る。ただし、操縦性に難があるため、標的になりやすい。 ●赤外線を感知する事が出来る。

性格…非社交的な性格で、何に対してもあら探しをするような所があるが、それは、仲間が自分をを励まそうとする事で、逆に元気になって欲しいからである。


体力

知力

速度

耐久力

地位

勇気

火力

技能

10

9
 

8
     

7
         

6
             

5
              

4
             

3
             

2
             

1
               

まあ、見ての通り、色使い等も当時を偲ばせるように作っています。一目瞭然とは思いますが、一応解説しておくと。

上段左から

コードナンバー
 商品に付けられる番号です。もちろんこの場合架空のものですが、雰囲気を出すために。今後かぶる事も無いだろうと思って、400番台から始めてみました。ちなみに本家タカラでこの形式の最終となったのは、サイバトロンが「
C-376 コンボイセッ」、デストロンが「D-342 メガトロンセット」となっています。どちらもLDボックスで、それぞれ実質的な最終商品である、「C-375 スーパーカーパトロールチーム」と「D-341 レースカーパトロールチーム」の後を受けたものでした。

サブグループ
 各自が所属する部隊、カテゴリーなどを表します。特に所属してないキャラの場合、軍団名が入ります。また、部隊名は独自の解釈のため、海外版と一致していない場合もあります。
 (例:
DuoconsダブルトロンTriggerconsトリガートロン、など)

名前
 キャラクターの名前です。発音については日本風にしたのもあります。また、2010までの旧キャラクターが新しいボディで再登場した場合は、元の日本名で載せています。

中段左

ボックスアートのある場合、マウスの矢印をその上に置くと、セリフがあらわれます。これはモットーと呼ばれるもので、そのキャラの座右の銘です。

中段右・上から

役割
 そのキャラのお仕事。基本的に原版の"Function"にあたります。直訳派の方々は「機能」などと訳すそうですが、どうにもねえ・・・。

変化
 トランスフォーマーの基本、何にトランスフォームするかです。複数ある場合、「/」で区切ったものは、体が分離してそれぞれの形態になるもの、「・」で区切った場合は多段変形を表します。さて、アクションマスターはどうしようか(笑)。

能力
 そのキャラクターがどんな事が出来るか。ビークルモードでの速度や、武器の性能などが多いです。中には弱点のような記述もありますが、原版ではこんな風に分かれてないから仕方ないの。一応ある能力に絡んだ弱点・制限という事であればこちらに。中には最高速度なんか書いてなくて物足りないなー、と思い、「TFユニバース」から持ってきた設定も・・・。

性格
 みんなのお楽しみ、性格です。原版のの記述によって長かったり短かったりもしますが、まあ人それぞれという事で。

パートナー(ヘッドマスター、ターゲットマスター、パワーマスター、アクションマスターの一部のみ):
 トランスフォーマーと組んでいる人間及びメカののパートナー。人間に関してはネビュロン人がその殆どです。なお、
スパイクに関しては原版では"Nebulan leader"となっていますが、こちらでは「地球人」としました。

武器(原版に記述がある者のみ):
 武器名の一覧です。どこまで日本語にするかについてはフィーリングで。赤字なのは昔のもそうだったから。

下段

スペックチャート
 下段の表全体の事。トランスフォーマーの能力値一覧です。一応公式のものですが、時に入れ替わっている事もあるらしく、信用出来ないこともしばしば。この形式は一応当研究所オリジナルで、サイバトロンは
が1ポイント、が0.5ポイント、デストロンはが1ポイント、が0.5ポイント、としています。88年までは折れ線グラフだったのできっちり一致するかといえば疑問なところもありましたが、半分前後ならコンマ5という事で。

では表左から

体力
 原版の"Strength"にあたります。いわゆるパワー。

知力
 原版の"Intelligence"にあたります。頭の良さ、あるいは知覚能力のようなものを表していると思われます。

速度
 原版の"Speed"にあたります。素早さと言ってもいいでしょう。

耐久力
 原版の"Endurance"にあたります。打たれ強さや装甲の厚さなど。

地位
 原版の"Rank"にあたります。軍団の内部ですから階級のようなものでしょう。高いほど偉い人です。

チームワーク(マイクロマスターのチームのみ):
 原版の"Teamwork"にあたります。部隊内部の結束の強さ、あるいは息の合い具合でしょう。「地位」の代わりに表記されます。

勇気
 原版の"Courage"にあたります。勇敢さ、いざと言うときに頼りになるか。

火力
 原版の"Firepower"にあたります。銃器の威力を表しているのでしょう。

協調性(マイクロマスターのチームのみ):
 原版の"Co-operation"にあたります。他の部隊との協力しやすさとでも。「火力」の代わりに表記されます。

技能
 原版の"Skill"にあたります。言ってみれば器用さのようなもの。

以上。

それではお楽しみ下さい!!

 

 ところで何故こいつだけ特別扱いかって?実はギアーズは日本未発売には違いないんですが、セブンからプラスチックモデル版が出た事がありまして、その時日本語版が一応作られていたんですね。上のは私のやったものなのですが。他にもロボットポイント通販のダージとかも一応作られている筈なのでどうしようかとも思ったのですが、まあ、希望があれば追加したいと思います。

参考資料

  このページにあるテックスペックスの原版は、海外のTFファンによるペ-ジ、TELETRAN 3 CYBERSITE および、The Hartman's Transformers Page にあった物を参考にしています。また、ボックスアートは、Botch's Transformers Box Art Archiveのものを加工、使用させて頂きました。
 原文などを参照したい方はそちらへどうぞ。