B
T

13
デストロン
軍事作戦司令官
レーザーウェーブ

●役割…軍事作戦司令官
●変化…マツダスピード Version II

メガトロンに次ぐ力を持つが、野心によらず厳格な論理に従い行動するデストロンの重鎮。彼の身体はセイバートロン星の歴史改変より生じた大混乱の際に破壊されたが、この変貌した世界で分散・弱体化したデストロン残留軍を再編すべく、ラヴィッジの手により新たなリーダーとして再生された。あらゆる電磁波長を操り、多彩なエネルギー兵器として左腕より発射する。また両脇のジェットによる飛行能力と惑星間遠視機能、そして5つのホログラム分身を、惑星上の任意の座標に投影する能力を持つ。

●武器…ターボライフル、ガンアーム


SYSTEM DESCRIPTION

BT-13は、TFの最も先鋭的な変形方式である“トランスミューター”を、地球の科学で再現するための研究プランである。これは物質構成粒子が持つ量子情報の改変により、物体の組成と構造を変異させる技術であったが、その実用化には大規模な機械装置と動力を必要としたため、計画は休止状態となっていた。BT-13研究施設に侵入したラヴィッジは、この設備と研究データに改良を加え、レーザーウェーブの再生に利用した。

専用武器ターボライフルは、高性能のエネルギー過給機を搭載した大出力レーザー銃である。また単体武器として以外にも、ストックを収納し左上腕部に装着する事で、ガンアームの攻撃力を高める増幅ユニットとして機能する。その破壊力は、オリジナルの光線銃形態にも匹敵する。

トランスミューター装置の実験素材には、マツダ製の市販車両が用いられている。これにBT-08マイスターのスキャン情報を転移し、全く別種のロボット機体として変異・再構成させるのが、本来の試験手順であった。レーザーウェーブのパーソナルコンポーネントと再設計データをインストールされたベース車両は、強力なBTデストロンへと劇的な変身を遂げた。