B
T

10
サイバトロン
副指揮官
グリムロック

●役割…副指揮官
●変化…フォード2005 マスタング GT

ダイノボット部隊を率いセイバートロン星の前線を戦ったグリムロックは、敵の計略により恐竜形態の制御機能を失い、身体的にも多大な損傷を負った。オリジナル体での常態復帰が困難と知った彼は、戦列に戻るためにはいかなる条件も問わぬと訴え、地球へ戻りバイナルテックTFとして復活する道を選んだ。同盟軍は彼の意気に応じ最大級のパワーを備えた機体を提供、ここに最強のBT戦士が誕生した。彼は来るべき大決戦を、この新たなオートボット形態で戦い抜くと決意したのである。

●武器…エネルゴソード、二連スタナーレーザー


SYSTEM DESCRIPTION

_ROBOT MODE



"BT-10"は他のTF再生プランと異なり、これまでの技術蓄積による「最強のロボット機体開発計画」として始動した。そのために従来よりも高出力の駆動機関が導入され、また分子機械インジェクションによる「応力誘導制御システム」の高性能化が図られた。これにより、繊細な可動部品の集合体であるBT機体に単結晶合金フレームと同等の構造強度が備わり、絶大なパワーの発揮が可能となった。

CAR MODE



T-10の開発はフォード社の特殊車両開発部が担当し。ホイルジャックの強力によりグリムロックへの調整作業が行なわれた。問題児のグリムロックは当初の殊勝さとは裏腹に、BT化への不服感から開発者達に当り散らしたが、彼らは比類なき寛容さをもってこれに耐え、最高性能の機体を見事に完成させた。

WEAPONS



携帯銃スタナー・レーザーはソリッドライトの「打撃力」により敵を麻痺させ、また近接兵装のエネルゴ・ソードは刀身をエネルギー場で包み切断力を高め、同時に敵の電気系統全体を破壊する。両膝に超小型の自進式ロケット・ランチャーを搭載し、下腕部のハブキャップからはプラズマシールドが展開される。