B
T

02
サイバトロン
戦士

ランボル    

●役割…戦士
●変化…ダッジバイパー SRT-10

ダイムラー・クライスラー社のエンジニアリングチーム・PVOを母体とする特設プロジェクトの手で甦った、第2のサイバトロン戦士。トランスフォーマー・テクノロジーの徹底解析と独自の技術転換により、人類史上かつてないハイパフォーマンス・ロボットに仕上げられた。ロボットモードでは、バックパックおよび脚部の斥力パネルで短時間の飛行が可能。いかなる危険をもかえりみない彼のために専用の補修部品製造ラインが敷かれ、万全のバックアップ体制が整えられた。

●武器…エレクトロン・パルスガン


SYSTEM DESCRIPTION

共通規格の演算コンポーネントとして、米国クァンタム研究所が開発した"TORQ3000"量子プロセッサを採用。思考や機体制御、そしてTFの"七感"(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、短距離無線送信、磁気感知、電気感知)の情報処理を取り行う。

ランボルの両拳は上腕内のリニアアクチュエータにより、3.6トンの打撃力を秒間5発繰り出すパイルドライバーとして機能し、近接戦闘や攻城に用いられる。このため彼のマニピュレータユニットは、極めて強固な合金ブロックとトルクモータ、そして金属繊維の腱といった、最小限の部品類のみで構成されており、それ自体に感覚機能は備わっていない。触覚・力覚等のフィードバック情報は手首付近のアクティブセンサーによって検知され、感覚刺激に変換したのち頭脳へ伝えられる。

バイナルテックTFの主動力源であるエレクトロセルは、フルチャージによりロボット形態時で連続40時間、ビークル形態時で連続180時間稼動させることができる。また主武装のエレクトロン・パルスガンは、非常時の動力として転用が可能である。